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カブトガニはエイズの特効薬? [ニュース]

カブトガニって生きた化石と言われている生き物で、
日本では環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に
指定されているんですよね!

日本で最大級の生息地が大分県中津市の中津干潟なの ですけど、県中津土木事務所がパワーショベルで掘削 していたという事件が発生してしまいました。
image.jpg
http://www.pref.nagasaki.jp/sizen/4sunameri/002/より引用
その理由というのが海苔業者が種付けにこまるので、
台風18、19号で漂着したゴミを除去してほしいという
依頼があって行ったということですけど~~~

これは生態系についての配慮を大きく損ねた結果です。

確かに、海苔業者に取ってはカブトガニなんてどうでも
良い話かも知れませんけど、カブトガニがいなくなれば
結果的にしわ寄せが来るのはわかっているのに~~

そんなカブトガニですけど、実はエイズの特効薬に なるかもしれないと話題になっているんです。

カブトガニの血液に秘密が?


勿論、日本では特別天然記念物ですから、捕獲するなんぞ
もってのほかですけど、海外にはまだまだ多くの個体が生息
していて、アメリカ東海岸では毎年50万匹ものカブトガニ が捕獲されているんだとか?
でも、捕獲するといっても、血液だけを採取したら生きたまま 海へ返しているのだといいます!

何にしてもカブトガニの血液にはエイズの特効薬ともなり得る
物質が含まれているのだそうです。

それがLAL(カブトガニ血球抽出成分)というもので血液を
遠心分離器で取り出すのだそうで、1リットル弱でなんと 15000ドル(約122万円)で病院などに売られるのだそうです。

日本でのカブトガニの繁殖は?


そういう意味においては日本でももっと真剣にカブトガニの
生態を調査して繁殖に前向きになっていかねばなりませんよね。

先の中津干潟についても、明確にカブトガニの保護区を
指定するなどすることは絶対に必要なことであるわけです。

事に人間の将来に関わるような大切な役割を今後になうかも
しれない生き物なのですから!そうした事をもっと議論していく
必要は今後大切ですよね。


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